基本的に1TXの足まわりは、1100モデルの36Yと同じですが、管理人所有車の、この1987年式1TXは、フロント周り、リヤホイールが1988年3CVのものです、標準仕様なのか、前オーナーが換装したのかは不明です。
排気量が1200(1188cc)になり、馬力も1100の125PSから130PSへアップ。
この排気量アップに伴い、エキゾーストパイプ内径を広げる必要性が生じ、この1TXからのエキゾーストパイプはステンレス単管に変更されています。
単管だとエキゾーストパイプの温度が高くなるので、熱に強い耐熱塗装仕上げに変わっています。
FJ1100の36Yは、スチールの2重管にブラッククロームメッキ仕上げ。
外観的には、アッパーカウルの形状が見直されて横にやや大型化し、ウインカーのカウルへのビルトイン化、ミラーもカウルマウントへ変更、シリンダヘッドへ走行風を導くエアダクトの大型化が目立ちます。
スクリーンも低くデザインされ、コンパクトな外観のアッパーカウルになりました。
また、アンダーカウルも形状が見直されています。
そのほか、燃料タンクキャップの変更とリザーブ機能が追加されましたが、手動によるリザーブコック切り替えではなく、スイッチにより電磁弁を動作させて燃料通路を切り替える方式。
1100にはリザーブ機構はありません。
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